そんなにひどくは無いのですがサビが出ています。
せっかく外をきれいにするのだから、サビ取りする事にしました。
以前トイレ用洗剤(サンポールみたいなもの)でCD50のタンクをサビ取りした事があります。
強烈によくサビが取れるのですが、乾かしている最中にサビが発生するしまつでした。
通常のサビ落しはリン酸系のサビ落しがメジャーなようなので、
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リン酸を使ってみます。
85%濃度だったので、1リットル購入。
CBのタンク容量が14リットルぐらいだったはすなので、濃度が6%ぐらいになるはずです。
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タンク下にネジを刺して上からホットボンドで固定。
念のため、シールテープを巻いて、さらに上から再度ホットボンド。
今回、ホットボンド大活躍ですね。
温水器のお湯を少々入れて、リン酸1リットル追加。
これでタンクを振りながら
下部をきちんと掃除しようと思ったのですが、反応が良すぎて、シュワシュワと煙が出て咳き込みます。
これではまずいので、すぐにタンク上部までお湯追加。
それでも、ずっとシュワシュワしています。
出る煙も健康に良くなさそうです。
家の裏でやったから、換気も良く問題ありませんでしたが、家の中ですると絶対危険です。
大体、こんな事しちゃ駄目ですよ。
ちゃんとしたサビ落しを買いましょう。
濃度が濃いのか、お湯の効果か、とっても反応が良いので1時間弱で酸を抜きました。
酸は、次回の別のタンクのサビ落としように容器保管しました。
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リン酸を抜いた後、中和させたかったんですが、テストで錆びた鉄をリン酸でサビ取りした後、苛性ソーダ水につけると、すぐにうっすらサビが出たんで、リン酸処理後の苛性ソーダは駄目なようです。
仕方が無いので、念入りに水洗いをしました。
水も抜いてからアルコールをちょっと入れました。
これで、ドライヤーで乾燥させるとすぐに乾くと思ったんですが、CBのタンク形状は中身の排出が難しく、少し残ります。
タンクを逆さにしてウエスを突っ込んで吸い取らせたりと、かなり苦戦しましたが、どうにか乾燥できました。
酸性洗剤のときは乾燥中にすぐにサビが発生しましたが、リン酸はそうはなりませんでした。
やはり、サビ落しにはリン酸が良いのですかね。
(本当に良いのはきちんとしたサビ落し剤の使用ですよ。)
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乾燥後、錆びるのが嫌だったので、すぐにチェングリスをスプレーしているので、緑がかっています。
うまく写真が取れてませんが、かなりきれいになりました。
後は、店で塗装をするだけです。
家の近所に塗装屋があるので、そんなに高くは無いと思い、タンクを持っていって金額を聞くと100万ドンとの事。(約5000円)
想定してた金額の倍します。
タンク上部のパテ盛りがあるので手間は大変だと思いますが、なぜそんなに高いのか聞くと、上部の凸凹を溶接で引っ張り出す必要があるから。との事。
ちなみにパテ盛りで処理するといくらかと聞くと、60万ドン(約3000円)と言います。
でも耐久性が悪いよ、と。
今回この作業確認については、私のベトナム語ではきちんと伝わる自身がなかったので、妻に板金と塗装の事前説明をしてから言ったのですが、正解でした。
初めて入った店ですが、彼(店の人)のベトナム語がほとんど聞き取れないんです。
実は妻も苦戦していました。
どうも中部の人のようで、訛りもかなりひどいと。
南部の言葉しか話せない私ではぜんぜん判らないはずです。
大阪弁しか離せない外国人が、九州や東北のしかも訛りの強い人と話をするようなもんですからね。
まあ、でもいろんな確認が出来ました。
高い理由として、
・シルバー塗装は上からクリアーを吹かなくてはいけない。
・引っ張りだすのに専門の道具を使う(たぶんスライドハンマーの事?)
・色確認で持っていったサイドカバーの色にきちんと合わせる。
・上を平らにならすのにパテを使わず銅を使う(ロウ付けの事だと思います。)
等と言います。
パテの変わりにロウ付けで平らにしたりするんですかね。
本当なら、たぶん高級な板金方法ですよね。
妻には事前に説明をしていたけど、彼と私の間に立っている妻は話の意味がわからないままに通訳し(ベトナム語をベトナム語に(笑))、私と彼が納得しましたが妻だけが話の内容がわからない。
といって笑います。
確かに、専門の話はやさしい言葉で話してくれても、内容を理解してないとチンプンカンプンになりますからね。
彼は店の看板を指差しながら自身を持って、
「うちは技術が高い。」
と言います。
看板にはSH & MOTOの文字が。(ようは、高級車をやりますよって事ですね。)
はったりかもしれないけど、話はしっかりしているし、高い方でやりたいので妻をちら見すると、
「高いほうでやりたいんでしょ。いいよ。」
とOKをくれました。
感謝です。
しかし結局引っ張り出すのですから私は無駄な作業をしたようですね。
ホットボンドでの引っ張りは良い勉強にはなりましたが。
今回、CBの塗装は50万ドンぐらいで済ませて、すぐにGNのファイヤーパターンの塗装もこっそりやってしまおうと思ったのですが、妻にはしばらく頭が上がりそうもありません。
GNの塗装、今は諦める事にしました。
なお、塗装は明日終わると。
早すぎるんですが。
時間をかけていいので、きれいにやってくださいね。
と言うと、きれいにしかも早くできる。
パテを使わないから時間がかからない。
と言います。
本当なんでしょうかね。
まあ、任せてみるしかないようです。
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なかなかいい輝きをしています。
色については、元の色とちょっと違いますね。
まあ、これぐらいの色目違いは、想定内でした。
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ただ、表面の処理は正直下手くそですね。
側面も。
写真では判りにくいですが、ちょっと波打ってます。
もう少しきちんと平面出しをしてくれると思ったのですが、まあとりあえずこんなもんでしょう。
凹んでいたところにマグネットをつけてみると付きません(笑)
パテ塗りでごまかされたのかもしれませんが、こればっかりは塗装を剥いでみないと判らないです。
どうであれ耐久性があればいいのですが、何年ぐらい持ちますかね。
ちなみに、塗装屋に出したとき翌日に出来上がると言っていたので、翌日に電話すると、
「塗装は出来たけどその後の雨で水がかかってしまったからやり直すのでもう1日待ってくれ。」と言われていました。
こちらは急いでなかったし、日曜日に取りに行ったのですが、きちんと再塗装をした模様です。
なぜなら、・・ |
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剥離剤が垂れた後がそのまんまなんですが(笑)
本当は裏も剥離して出そうかと思ったのですが、あまりサビもなさそうだったので、めんどくさいしそのままで出してました。
サビ止めペイントも持っているし、それを塗ってから取り付けるようにします。
まあ、ベトナムではこんなもんでしょう。
いつも見えるところしかきちんとやってくれません。
日本の板金塗装屋さん。
ベトナムはこれから発展して行き富裕層も増えると思われるので、ベトナムに進出して、いいサービスを提供してみてはいかがですか?(笑) |
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色々と問題点も書きましたが以前スーパーカブを塗装してもらった時よりは良い状態ですし、とりあえず満足です。
せっかくタンクがきれいになったのだし、また、タンクはしばらく乾燥させたほうが良いと思うので、全体的に掃除等してきれいにしていこうと思います。
きれいになったら、写真を取り直して、全体写真を入れ替えるようにしますね。
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