先日、GNのクラッチケーブルを交換した後、古いほうのタイコを切って中を確認すると、よってあるワイヤーがずいぶんと切れており、もう少しで断裂する状態だったので、CBのほうも交換することにしました。
今までのワイヤーは、以前取り回しを少し間違え、エンジンに当ててしまったので、そこだけカバーが溶け、水が入らないようにビニールテープで巻いてごまかしていました。
クラッチを握っても支障は出ていませんでしたが、オイルを注すとそこからオイルが滲んで汚くなっていたので交換することに。
行きつけの店で購入すると、15万ドン(約620円)。
相変わらず安いです。
店主はシンガポール製だと言っていました。(シンガポールホンダ?)
写真上が今までの純正品で、下が今回購入したもの。
CB用と言われたのですが、若干形状が違います。
その上、外のカバーの下の方は、保護用にコイル状の物が巻かれています。
ホンダさん、知らない無いうちに改善したのでしょうか?
以前のものは、エンジンに当ててカバーを溶かしてしまいましたが、これなら大丈夫です。
しかし、よく見比べると長さが違います(笑)
CB125T用では無いようです。
そうなると使えないので返品。
はしません(笑)。
ワイヤーの固定部品(エンジン側)を作り変えることに。
相変わらず、遠回りになります。
友人(ベトナム人)のお兄さんが鉄工所をしていると言うので、そこで作ってもらいました。
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クラッチワイヤーのエンジン側の固定部品です。
左が純正品。
それより15mm長くしたのが、今回作ってもらった部品です。
まあ、いい形状で出来ています。 |
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取り付けると位置が合いません。
エンジン側のカーブが純正部品と少し違いエンジンに当たるので、下のネジが止められません。
こんなものはやり直しをさせる?
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のではなく、もちろん削って修正です(笑)。
というか元々まったく同じ形状にはならないないので、微調整しないと付かないと思うけど自宅で出来ますか?
と言われていたので、想定内の出来事でした。
作ってくれるときに、「ステンレスで作りますか?」
と言われ、本当はステンにしたかったのですが、もし大加工をしなくてはいけないときに削るのが大変だと思い、鉄にしておきましたが、正解でした。
ステンレスを削るのは大変ですからね。
私のグラインダーはパワーがぜんぜん足りないので、今回の修正にもかなり時間がかかりました。
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塗装して取り付けしました。
エンジン側の固定は、きちんと出来ました。
ケーブルの固定位置も、ちょうどのところに来ました。
クラッチワイヤーの取り回しが、ほんの少しだけ蛇行したので、ゴムハンマーで叩いて修正しました。
傷も付かずワイヤーもまっすぐになり、クラッチを握ってもまったく違和感が無いので、これで大丈夫です。
今回買ったケーブルには店まだ在庫がたくさんあったので、今のうちに予備部品も買っておくべきですね。
ちなみに、今までのケーブル中の劣化が起きているのか確認するためにタイコを切って中を見ると、まったくの無傷、錆びも発生しておらず交換する必要が無かったことが判りました(笑)
まあ、不具合が出てから今回のような作業をするのは大変ですし、先日のGNのケーブル劣化のありましたので、今後少しでも不具合を感じたら定期的に交換していきたいと思います。
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