エンジン組立 2007.04.03〜05

2007年04月03日
ネジロック剤


この数日GNエンジンレストアの作業はしていたんですが、他の用事があったり、寝る直前まで作業していたりしたので更新していませんでした。

まずは、ネジロック剤買いました。
今回購入したのは低強度のもの。
ためしに持っていたネジに塗ってナットを手で締めて翌日まで放置したところ、翌日にはきっちりと固まっていました。

ネジを回すのはドライバーじゃ力が入りにくいので、Tレンチ8mmにインパクトドライバーの頭プラスをつけて回しました。

2007年04月03日
インパクトドライバー


英語マニュアルによると、ネジロック剤を塗った後、インパクトドライバーで締めるように書いているみたいなので、Tレンチで締めたあとインパクトドライバーで叩いてみました。

ただエンジンをきちんと固定できないので、結局Tレンチでしっかりと締めたほうが締りが良いような感じだったので、その後はすべてTレンチでの締め込み。

2007年04月03日
ミッション組立


組み立てるの大変かなと思ったけど、種類ごとに分けておいたし、ギアの順番もそのままに保管していたので問題なく組みつけられました。

2007年04月03日
液体ガスケット


GNはエンジンの合わせ面にガスケットがありません。
このエンジン、ここを開けるのは初めてだったようで合わせ面がきれいだったので開けた時は残っていた液体ガスケットのカスを爪で取り、後はガソリンをつけた布で拭いただけです。

オイルストーンなどは使用しませんでした。

写真では液体ガスケット沢山塗っているみたいに写ってますが、ずいぶんと薄く塗ったつもりです。
私としては元よりは薄いんじゃないかなって思ってます。

2007年04月03日
トルクレンチ


トルクレンチでの締め込み。
英語マニュアルでここのトルクがどこに書いてあるのかわからなかったので、CBのマニュアルを参考にしました。

1.0〜1.4kgf/mとあったので、1.2で締め付け。

対向状に少しずつ締め付けていきました。
ちなみにこのカバーをはめるのは合わせるのが大変だと思っていましたが、拍子抜けするぐらいスムーズにはまりました。

逆に不安になりましたが、ここでまた開けて確認したりすると、液体ガスケットが変になっても嫌なのでそのまま締め付け。

たぶん問題ないでしょう。

2007年04月03日
クラッチカバー


クラッチカバーのガスケットの形状がなぜかあいません。
なぜ?

今まで付いていたガスケットは硬質ゴムみたいな物を切って作ってあるものなのでそちらを再利用。

2007年04月03日


クラッチの組立も別段問題は無く出来ました。

2007年04月05日
ガスケット


ガスケットにはすべて薄く液体ガスケットを塗りました。

今回、部分的にガスケットを剥がすのが大変なところもあったので、エンジン本体に塗るよりこうしたほうが次回分解時にはがしやすいんじゃないかと思ってるんですがどうでしょう。

どっちに塗ってもかわらないですかね。

2007年04月05日
ピストンリング


マニュアル通りにそれぞれの切り口を合わせました。

これってきっちり組んでも走っているうちにズレないんでしょうかね?

2007年04月05日
ガスケットが合わない


ガスケットが微妙に合いません。

まあ、手作り品だから仕方ないですね。
このままにすると締めこんでシワになったらオイル漏れするから、カッターで修正しました。

2007年04月05日
ピストン取り付け


クリップ等がエンジンの中に落ちないようにするためビニール袋を詰めてから作業しました。

ウエスだと布の繊維が付くのでビニールを使用したほうが良いのかなって思ってます。

この後シリンダーをはめたのですが、簡単にははまりませんでした。
でも今まで思っていたよりは簡単でした。

リングを一つずつ合口の部分を爪で押し、 シリンダーに押し込む感じですね。
トップ、セカンド、オイルリングと順にやれば出来ました。

2007年04月05日
ピストンピンのクリップ


クリップこんな形状してました。

真ん中をラジオペンチでつかむと簡単に取り付けできました。

これならラジオペンチでつかんでも、ピストンと当たるところなどに傷が付いたりしないから良いですね。

最近はみんなこんな形状なんですか?
はじめてみました。

2007年04月05日


カムチェンを引き出すのにマグネットつきの棒(一枚目赤矢印)役に立ちました。
エンジンの中にネジなんかを落とした時に拾うのに使いやつですね。

で、早速落としました。
2枚目写真の赤矢印、カムを横ずれしないように固定するものなんですがカムチェンの調整中カムチェンの穴に落としました。

あせりましたがチェンの途中で止まったのもあって、このマグネット棒ですぐに取れました。

これエンジン整備の必需品ですね。

2007年04月05日
バルブタイミング


バルブタイミングも合わせました。

今回はバイクに取り付ける前に全部組み立てます。

ジェネレーターカバーはバイクの取り付けてからはめるほうが良いので、カバーのネジ穴にあるバルブタイミングの位置ををノギスで測って、その位置をエンジンにマジックで書きました。(赤矢印)

これを見ながらあわせましたが、これもすぐに出来ました。


このタペットクリアランスも調整(写真取り忘れ)

シックネスゲージで0.1mmにしました。

マニュアルでは0.08〜0.13
これってちょっと測定しにくいですね。

これでエンジンは終了です。

後はフレームの色が剥げたところにペンキ(普通の)で色塗ってから乗せれば終了。
すぐに塗ってしまいたいところですが、家内のお父さんは夜バイクのすぐ横で寝ています。
防犯上ドアも閉めて寝てるので今(夜)塗ると匂いがこもりそうです。
明日は用事がありますが、あさっての朝塗ってその次の日にエンジン載せれそうです。

やっとここまで来ました。

家の2階でエンジン組み立てましたが、非力な私でも十分に持ち上げられる重さでした。
これぐらいなら持って階段を下りることも出来ます。


後はフロントフォークのオーバーホールです。
4月22日のツーリングまでに十分間に合います。



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