今日は、ネジロック剤を買いにいけず作業が止まっているので、前に起こったプラグの問題について記載します。
GNのプラグは標準がNGK DR8E もしくはND X24ESR-Uとなっています。
元々X24ES-U(写真左)が付いていましたが、エンジンになんとなくの不具合を感じていたので、プラグが変われば少しはましになるかなと思いDPR8EVX-9(写真右)に交換したのです。
これは中心電極がプラチナなんです。
電極部分の長さが違っていたのですが、私はプラグはネジ長が一緒ならばその先の形状は関係ないと思っていたんです。
ヤンシン市場のプラグ屋ももちろん大丈夫だと太鼓判を押してくれました。
しかし、問題は起きたのです。
しばらく乗っているとエンスト。
セルを回してもエンジンがかからなかったのでプラグを見ると上部に当たり傷があり電極がくっついてしまってました。(ギャップが無い状態)
電気が飛ばないからエンジンがかからなかったのです。
とりあえずその場はマイナスドライバーでプラグギャップを調整し、ゆるく締め家まで帰り元のプラグに戻しました。
今回エンジンを開けるとバルブにはきちんと当たり傷がありました。
プラグの種類はこういうところまできちんと確認しないと駄目なんですね。 |
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今回エンジンを開けたのでバルブとのクリアランスを見るとプラチナプラグのほうは、本当にすれすれの状態です。
プラグは本来燃焼を良くする為にもバルブのほうに側方電極が来てはいけないというのを、ホームページで見たことがあります。
そうしていれば避けられたのかも知れませんが、どちらにしても適合種ではないですね。
この状態でバルブのガタや熱による膨張もあって接触したんだと思います。
これがバルブの柄の破損の原因なんでしょうね。
ただし、破損していたバルブは径の小さい排気側。
径の大きな吸気側がプラグと当たり、その関係で戻らず2つのバルブがぶつかったんでしょうかね。 |
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ちなみに適合種であるほうは十分にクリアランスがあります。
今回オーバーホール後はプラグも新品に換えますが、もちろん電極がこの長さと同じものを取り付けまた、プラグの電極の方向も側方電極がバルブとバルブの間に来るようにしたいと思います。 |
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