バルブとシリンダー 2007.03.20

2007年03月20日
カムチェーン


今日は、友人(ベトナム人)と一緒にチョロンへ。
彼もバイク好きで、私が自分でエンジンをばらしている話をして、チョロンに部品の加工に行くことを話したらついて行きたいって。
彼は日本語も話せるし、私にとってもありがたいことです。
今日は一緒に行くため、うちに来てくれました。

出発直前に家内のお兄さんもうちに来たのですが、GNは前は義兄さんが乗っていたのでその時に買っていた部品のストックを持ってきてくれました。

中を見ると、新品のカムチェンが入っています。
純正部品。しかも日本製。

前にオーバーホールをするときに買ったけど、まだ古いのが使えるという事で使わなかったんだそうです。
袋汚れていますが、中は錆等ありません。

カムチェンの問題解決しました。

2007年03月20日


まずは、友人と色々とバイク屋街を見て回ると、いつもブレンボのキャリパーやエアサス、スクーター用のフロントフォークを売っている店にオイルクーラーが置いてました。
たぶんカブ系エンジンのもの?

これはGN、CBに流用できないかと思って、手にとって見てると、そこにいた店番の兄ちゃんが、
「それは売らないから、触るな。棚に戻せ」って

確かに断りもせずに手に取った私も悪いんでしょうが、売らないならなんで店に置く?

愛想の悪い店は確かに沢山あるけど、やっぱり頭にきますね。

写真は文書と関係ありません。
チョロンのバイク屋街内の喫茶店にて休憩時の写真です。

2007年03月20日


気を取り直して次に、いつもGNの部品を購入する店に。
バルブガイドの話をすると、やはり打ち直しは前にクランクシャフトを持っていった店に持って行けば良いと。

ガイドは置いてなく、その加工の店にあるはずだと。

先日のカムチェンは、純正品が手に入ったから返品。
長さが違ったよ。って言うと。
だから短く切って使えといったじゃないかと。

先日は私が聞き間違えたようです。

ちなみに、この店でカムチェンテンショナーのガイドについても先日話をしていたのですが、その部品が手に入ったって。

これはもう別の店で購入済みだったけど、今後も世話になる店だしストックとして持っておくのも良いんじゃないかと思い購入。

こちらの店の物は偽物。
FOR HONDA GS125との記載。
何じゃそりゃ。って感じです。

しかし、実は先日買ったGSの純正品だと思われるものにも問題があったんです。

一部形状がGNのものと違うんです。
赤矢印の凹みが表にありますが、今までのもの、パーツリストの絵、今回の偽物すべてこの凹みが裏側にあります。
ただし、コピー品は作りが荒くまた少しやわらかい。

どちらを使うべきか、迷うところです。
これは、別にどうでも良い問題なのかも知れませんが。

2007年03月20日
ボーリング


次は前回と同じ加工の店に。

ガイドの話をすると、ガイドを打ちかえるよりバルブ(柄の部分)をオーバーサイズにしたほうが良いって。
単に打ち換えが面倒なだけ?

今日は朝から暑く、バイク屋街で色々と診て回りながら既にヘトヘト、思考能力も低下して、言うがままにその店にあるバルブを取り付けることに。

シリンダーのボーリングについては、じゃんさんに教えてもらった後マニュアルを見ているとGNはクリアランスが0.02〜0.03mmと書いてあるのを見つけたので、それを出来るか確認すると。
「無理っ。」
とはっきり言われました。

実際の作業者が、測定器があるなら確認するけど。って言ってくれたけどそんなもの持ってません。

あきらめて、いつものクリアランスでお願いします。
と言いました。

作業が終わるまで1時間ほどかかると言われたので、友人と周りの店をウロウロ。

30分ほどして戻ると、「あのピストンは駄目だ。」
って言うものだから、純正品なのになぜ?
って思ってると、シリンダーを見せてくれました。
ボーリング済みですが、上部の一部が半月状に元の地肌のまま。

そう、今までのピストンが首振ってたんです。
いままで、スムーズに加速しないわけです。
やっぱり自分でやらないとこういう細かい部分のチェックが出来ませんね。


ボーリング作業者は、0.50mmのオーバーサイズピストンならたぶん大丈夫って。

もちろんここにはそんなの無いから、ピストン購入の店に行くと0.50もありました。
店の主人がバルブはどうだって聞くから、バルブは結局、柄の太いやつを取り付けることになったというと、
「それは偽物だからまた折れるよ。」って。

前回の折れた理由は、実はプラチナプラグを取り付けた時に種類がちょっと違っていて、プラグとバルブがかすったためだと思うので、それさえ気をつければたぶん大丈夫でしょう。

もう疲れて、これ以上色々やっていくのが面倒になってきて、もうこのままでいいやって思ってきてます。
今までのものより物は良さそうだし。

相変わらずいい加減ですね。


0.50mmオーバーサイズピストンを持って行き、加工屋に渡して30分ほど待ってると終了。

出来上がったのが上の写真。

今回は、全面きれいにボーリング出来てます。

2007年03月20日


バルブのほうも、加工が済んで、ガイドと柄のサイズはピッタリ。

手で動かしてもスムーズな動き。
今までのものよりはるかに動きが良いです。

当たり面の加工もしてあります。

料金は、

バルブ加工(バルブ代金込み)で約370円。
ボーリング代は約75円。

とてつもなく安い。
よかった。よかった。

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怖すぎる。
そんなものに命を預けて良いのだろうか?

まるで、高層ビルの建設現場の足場の上を100円均一で買ったロープを命綱にして歩くような感じ?


とりあえず、ばらして悪いものを交換する作業は終了。

後は組立の作業ですが、その前にyoshiさん、じゃんさんのところに相談に行きますね。



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