コンロットの交換 2007.03.18

2007年03月18日
コンロット


今日も朝からチョロンへ。
GNの中古ヘッドを買いに行ったのだけど、その前に先日買ったバルブを返品に。
状況を説明すると返品に応じてくれたのだけど、店主は、どうも元についていたバルブもおかしいんじゃ無いかと言います。

彼曰くこのバルブはSUZUKIの後期型のヘッドについているものだけど径が合わないはずはない。
と言うのです。
彼が持ってきたこのバルブにぴったりの後期型といっているヘッドはGNのものではない。何用?
しかしガイドのサイズはぴったりで動かしてみるととってもスムーズな動き。
これを体験すると、私のヘッドでは古いバルブとガイドの間のガタは大きいような気がしてきました。

たぶん私のGNはバルブをオーバーサイズのものに交換して、ガイドも削って広げてるんじゃ無いかと。

確かに今まで付いていたバルブには、上部に取り付け時に細工をしたんじゃ無いかと思われる削った跡があります。

スーパーカブのオーバーホールの時は、まるでピストンと同じようにオーバーサイズのバルブが存在していたのを見たこともあります。

店主は、ガイドを打ち直す必要があるからヘッドを持ってきたら、打ち直す店を紹介すると。

なんとなく、中古ヘッドの購入は中止して今のを修正するのも良いかなって気がしてきました。


じゃあついでにと思って、クランクの事も聞いてみました。
この店にはコンロット(純正品ではない)が置いてあるのは知っていたので、クランクは持参していたのでそれを見せると、同サイズと思われるコンロットを持ってきました。
ベアリングとクランクに挿入するシャフト付きで約900円。
もうこうなったらエイヤーでやってみることに。

近くに組んでくれる店があるというの連れて行ってもらいました。
そこは先日、3本爪のプーラ外しを買った店の向かい側でした。


作業を見てるとカブ用と思われるコンロットの組み直しをしてました。

油圧の機械でベアリングを取り外し、別のプレス機でコンロットのシャフトを外してバラシ、ベアリングを交換してまた別のプレス機で挿入。
手作り的な物ではありますが冶具もあり、度付いたりしていません。

しかも組みなおしたあとまずノギスの側面で左右のズレを確認して、小さなきねつき棒みたいな物でゴツンと修正。

その後、ベアリングをはめてからVブロックと原理は同じ冶具に乗せ、シャフト部分に確認用の針がナナメから当たるようになっていて、その状態で手でクランクを回します。

案外高速で回し、慣れている感じ。
針にメーターは無いのですが、高速出まわしながら針の振れを見て、またゴツンと。
何度かそれを繰り返し、完了。
案外丁寧にやってました。
職人のなせる業?

これで十分じゃないかなと思い、私のもお願いすることに。

すると私のものの場合はいきなりハンマーと棒でゴツンと分解を開始します。
どうもGNのクランクは油圧機械に合わないようです。

ちょっとショックでしたが、大きさに合わせた冶具も持っていて、GNの大きさに合わせたもので受けてから叩いているから大丈夫でしょう。
たぶん。

外したコンロットを今回の新しいものとあわせてみると確かに長さは一緒。

この作業をしている間にも次から次へとクランクが持ち込まれて受付は満員電車状態。
店のお姉ちゃんからも、
「お兄さん、お兄さん、座って待っててくださいって。」

おじさんと言わなかったから許す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

話がそれました。

見て確認したいけど、しょうがなく座って待つことに。
しばらく待っていると完成。

料金は約150円。
金額は安くて良いんですけど品質は?

まあ、流行っている店みたいだし大丈夫でしょう。

ちなみにこの店ではシリンダーのボーリングもしてました。
何か細かく調整しながら削っていきます。
しかし、ピストンと現物合わせをしながら削ってます。

じゃんさんからピストン径+0.05mmの大きさで掘ってもらうのが良いんじゃないかとアドバイスもらってますがそんな計測は出来なさそうな感じ。
でも、ここで出来なきゃ他でも出来ない?

ヘッドのガイド打ち直しもたぶん店主はここを紹介するような気がするので、それと一緒に頼んでみようと思ってます。


上の写真は組み直してもらった後のクランクシャフト。
右側は取り外した古いコンロット。

組みなおしたものは、左右のガタは無くなってました。
クリアランスはスキマゲージで見ると0.08mm。
マニュアルでは0.1〜0.45mmとあります。
ちょっと狭すぎ?

ちなみに、古いコンロットの穴を見てみると
ガタがあった関係か、一部に若干スレ傷みたいなものがあります。
たぶんもとよりは良くなっているんでしょう。

エンジン組むまでにもう少し時間がかかりそうなので、クランクシャフトは埃が入らないようにビニール袋に入れて保管。

2007年03月18日
カムチェーン


話は元に戻って、さっきの販売店でカムチェーンも買いました。

上が古いもので、下が新しいもの。
コマ数が違います。

店主いわく、新しいもののコマ数が合ってるって。
古いものは切って短くされてるって。

この店の主人は、GNの事を知ってるんだか、適当に言ってるのか。
とうも良くわかりません。

2007年03月18日
カムチェンテンショナーとガイド


これはそれぞれに上が新しいもので、下が古いもの。
チョロンには無かったのでヤンシンで買ったものです。
純正部品のようで、GS125とあります。

ベトナムにはGS売ってないのに、なぜ部品はいつもGS用?

これを見ると上部カムチェンテンショナーのRの曲がり具合が違います。

どっちが正しいのか?
古いものは本当に純正部品なんだろうか?

もしかして、この部品が純正じゃないものに変えた関係で、長さが合わずカムチェーンを短く切った?

しかし、古いカムチェーンに切った跡は見えないし。

なんかわけ判らなくなってきました。

ヤンシンの店で新しいカムチェーンの事聞き忘れたので、再度部品を持っているかどうか確認ですね。

あともう一歩のところまできたんですが、このカムチェーンの件が問題になってくるかも知れません。

今日はGNの中古ヘッドを売っている店には行かなかったので、もしかしたらそっちに純正品があるかも。

後日確認します。

とりあえず、今日はここまで。



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