GNのクラッチアウターをエンジンから取り外すには、特殊工具がいります。
もちろんそんなものは持っていないので、大きなハサミで作ってみました。
はさみの先を折り曲げてクラッチのボディーを挟めるようにしたものです。
部品を傷つけないように、刃の部分は削って丸めました。
これで握ってボックスレンチを回すと、ガリッと音がして部品を傷つけてしまいました。
ハサミの鉄が薄く、力をかけるとよれるのです。
これはyoshiさん、じゃんさんに相談するしかないなと思っていたところ、yoshiさんから電話がありました。
午後からチョロンに物を買いに行きますが、一緒にどうですか?
と。
早速合流して、はずせない話をすると、yoshiさんがその工具を持っているとの事でした。
チョロンでも売っているなら今後のためにも購入しておこうと思ったのですが、無かったので、結局yoshiさんから借りました。 |
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これです。
これを使うと外れました。
しかし、このナットも案外強い力で締めこんでありました。 |
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写真じゃ見にくいですが、鉄の厚みが全然違います。
しかもyoshiさんのははさんだ後、ネジで固定できます。 |
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はずせたので、次の作業へ進みます。
英語のマニュアルを見ると、この部分のネジ(赤矢印)をはずすには上のコンロットをこのように固定しはずすようです。
このコンロットはクランクシャフトごと新しいものを探すつもりですが、傷つき防止のためドライバーにはゴムホースをはめてます。
で、ナットを回すと・・・・・・・ |
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木も鉄の棒も細すぎたんだなって思い、もう少し強度のあるものに変更してやり直し。
これで頑張って回すと少しだけ回りました。
しかし外れない。 |
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ささえにした鉄の棒をはずして見ると、また曲がりました。
で、ナットを良く見ると、初めよりも締まっています。
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そうです。
逆ネジだったんです。
英語マニュアルをよく見ると、left-hand threadと書いてあります。
これって逆回しって意味なんでしょうね。
英語まったくわからないし読もうとする意志もないので、写真だけを見ているんです。
こんな力をかけてしまったクランクシャフト
もう絶対駄目ですね。
クランクシャフトはコンロットの根元のベアリングに問題があるみたいで、ベトナムでばらしてもらうとバランス等怖いので買いなおすつもりでいますが、アッセンブリーで無かったらどうしましょう。
やばいですね。
しかし、とうとう本領を発揮し始めました。
私の特技:直したつもりで壊すこと。
GN本当に直せるんでしょうかね。 |
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次は、ジェネレーターのローター取り外しです。
先端の六角ナットは緩めることが出来たのですが抜けません。
じゃんさんから壊れかけの2本爪ローターはずしを頂いていますのでそれを使って取り外しを試みました。
しかし、この部分無理な力をかけるとやばそうです。
じゃんさんからもそう言われています。
とりあえず、取り付けてちょっとだけ回しましたが外れません。
工具のほうも中心のシャフトが歪んでいるのでそれ以上締め付けると外れてしまいました。
そのため、シャフトの曲がっていないほう(後ろ側)を使って締めこみました。
今度は締めこむことが出来ます。
しかし、あまり締めこむとジェネレーターのローターが歪みそうです。
2本爪ですし。
怖いので、ここまでで中止。
無理にやると、本当に壊します。
この写真はジェネレーターのローターにローター外しを取り付けた状態を上から取った物です。 |
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じゃんさんは、この写真中心にネジ山が切ってあるので、それに合うナット等が見つかればはずせるんじゃないかと。
ここにナットをかけることが出来れば、小さなローター外し器は売っているので、それをつけることが出来ます。
ヤンシン、もしくはチョロンでナット探しですね。
最近は風邪を引いたようで、おとなしくしていたのでほとんど何も出来ませんでした。
それと、ベトナムはもうすぐ旧正月です。
正月準備や3が日がありますからしばらく何も出来ないですね。
家内の両親と一緒に住んでいますから、我が家が実家みたいになって親戚が訪問、また泊まりに来ます。
GNのエンジンバラシはたぶん20日以降の再開ですね。 |
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