エンジンオーバーホール 2007.06.25

2007年06月25日
エンジンオーバーホール


以前オイル上がりをおこして店で修理した時に店主から
「カムチェーンテンショナーが傷んでいたけどCBのカムチェンテンショナー持ってないから応急処置をして戻しておいた。」
といわれていたのが気になっていました。

最近はGNを使っているので、CBはまた今度ゆっくりとオーバーホールしようと思っていたのですが、GNは雨の中での走行に問題があることが発覚しました。

GNも点検しなければいけないけど電気系統は問題点を見つけるのが大変な気がするし、見つかっても部品の手配等もあるので、まずはCBを直すことに。

2007年06月25日
腰上


CBは腰上オーバーホールでもエンジンを下ろさなくてはいけないとマニュアルに書いてあったので、それもオーバーホールを躊躇していた原因ですが、先日ネットで検索していると、ある方のホームページでフレームに載ったまま腰上分解をしている写真があったので、その方に問い合わせてみました。

結局のところ、その方はエンジンはおろさなかったそうですが、エンジンとフレームを固定しているボルトを外しジャッキでエンジンを下げて作業をしたとの事でした。

まあそれでもおろすより楽かなと思い、同じ方法を試すことに。

それで開けてみたのですが、スタッドボルトを抜いてしまえばずらさなくても外せるような気がしたので、さっそくダブルナットでスタッドボルトの取り外し。

2007年06月25日
腰上取り外し


スタッドボルトを抜くと、シリンダー外れました。

ピストン真っ黒ですね。
GNの時と同じように、ガスが下まで抜けているようで、側面もリングの下まで茶色くなってます。

2007年06月25日
バルブ


ピストン真っ黒だから、燃焼室も真っ黒。

ちなみに左右が均一に焼けていないことも判明。
やはり目視での同調は左右がきちんと合わないんでしょうね。

で、今回の目的。
カムチェーンテンショナーは・・・・・・・・

2007年06月25日
カムチェーンテンショナー


こんなことになってました。

支える部分が折れてました。(赤矢印)

しかも、全体的にひび割れだらけ。

遺跡で発掘された物状態。

写真じゃ見えにくいですが、端がガタガタになっているのが見えますよね。
こちら側がこんな状態ですから、もちろん反対側もヒビだらけ。

反対側はクランクのサポートに固定されてますから腰上の分解では外せません。
この時点で腰下もオーバーホール決定。

プチオーバーホール(腰上)のつもりが、フルオーバーホール(腰下まで)になってしまいました。

まあ10年以上乗ったので、フルオーバーホールしたほうが良いですからね。

今日は時間が遅くなってしまい、家内のお父さんの寝る時間になってしまったので作業中止。



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