リアサス分解 (分解編)2007.06.05

2007年06月05日
リアサス


最近、私のホームページとリンクもしているジン・ムラサメ准将さんとスカイプで話しをすることが良くあります。
その中でリアサスの弱さにについて(フロントサスも)話をしていたのですが、何か流用できる他車のサスは無いか。といってお互いにオークションなどで形状を確認していたのですが、なかなか似た形のものはありません。

それならば今のものを強化するしかないと言う事になって、分解してみました。

2007年06月05日
冶具?


ベトナムのサス屋はたぶん分解もしてくれるのでしょうが、今回はスプリングの間にワッシャーを入れることにしたので、何度も調整する必要もあり、自分で取り外しできるものを作ってみました。

2007年06月05日
取り付け部、詳細1


スプリングを押さえつけるようにするため、彫刻刀でスプリングの形状に合わせて削りました。
ここにきちんとスプリングが当たるようにした上で、左右から締め込み、その後上下を締めこむことによってスプリングを外します。

下側もサスの形状にあわせ、少し削っています。

スプリングの力が強いので、しっかりしたものを作らないと途中で外れると大変なことになります。

2007年06月05日
取り付け部、詳細2


木では強度に不安があるので、スプリングの強さで外れる可能性もあるため、ボルトはスプリングの間を通るようにしました。
(傷つき防止のために、ゴムチューブ等を通すべきでした。)

2007年06月05日
留め具、取り外し


上下のネジを締めこんでいくと、上部の止め具が外せました。

バネを締めこむ時もそうですが、この後、スプリングを外す時も全体的に少しずつナットを緩めないと、スプリングの力が強いので危険です。

今回1回使用しただけで、作った冶具の木の一部がスプリングの力で割れました。

2007年06月05日
注意点


ちなみに留め具を外す時、ゴムダンパーが上に上がっています。
この状態では留め具が外れないので、ドライバーを使ってゴムダンパーを下げます。

2007年06月05日


この写真のようにゴムを下げれば留め具が外せるようになります。

2007年06月05日
ワッシャー 2種類


2種類のワッシャーを買ってみました。

左 鉄ワッシャー 外径60ミリ 内径38ミリ 厚さ4ミリ
右 銅ワッシャー 外径57ミリ 内径39ミリ 厚さ1ミリ

鉄ワッシャーは内径がはめる場所とまったく同じサイズのため削らないとはまらないし、形状も歪んでいるので、今回は銅ワッシャーをはめてみることに。

2007年06月05日
取り付け場所


真ん中部分に5枚挟んでみました。(5mm)
これで、スプリングをつければ今までより締めこんだ状態になるのでサスが強くなると思います。

ただ今回、前にサスを交換した時の古いもので試してみたのですが、ダンパーを上下に動かすと引っ掛かりがあります。

劣化しているのは間違いないので、このサスを使って試すのは中止。

後日、実際CBについているサスで同じ事をして組み付けることにします。

後編(組立編)はまた気が向いたときに。


なお、今回の方法を真似して事故等が発生しても私は責任を持ちません。
自己責任にてお願いいたします。



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