以前よりCBのクラッチには違和感があって、店で何度クラッチ板を交換しても良くならなかったのですが、前回交換時に見ているとクラッチアウターに凹みが出来ているのを発見しました。
前に整備をした店では部品がなかったのでそのまま組み込みましたが、今回は自分でばらしてクラッチアウターを交換することにしました。
本来なら部品を手に入れてからの作業ですが、ベトナムでは純正だと言われているものに関しても違う場合もあるので、まずははずしてその部品をもっていったほうが無難なので取り外しの作業です。
ちなみに作業の手順としては、まずオイルを抜きクラッチ側のカバーのネジを途中まで緩めた状態でクラッチを握るとバコンと剥がれました。
ベトナムのバイク屋がいつもそうしているのですが、それで良いんですよね?
良く知りません。彼らの真似です。 |
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クラッチの取り外しに使う特殊工具です。
本当の工具は見つからず、六角ボルトを取り外すものを加工して作ったものです。
この状態で売っていたものを買いました。 |
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クラッチアウターの周り止めとしてギアーにぼろきれをはさみ外しました。
ちなみに、今回の特殊工具は手作りのものなのでガタもありきっちりと固定できず硬くてラチェットでは外れませんでした。
バイク屋はエアーツールを使ってるんですよね。
どうしようか困ってあきらめかけたのですが、結局ラチェットの柄をゴムハンマーでたたき外しました。
やっぱりこういう作業にはきちんとした設備が必要ですね。
今回は外れたから良かったけど、こんなことをしているといずれ壊します。
工具が壊れるならまだしも、バイクの部品を壊すと手に入らないものもあるから大変です。
しかし、取り付け時どうしましょう。 |
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クラッチアウターです。
クラッチ板と接触する部分、凹んでいます。
今までの違和感の原因はたぶんこれだと思うんですが。
ちなみに、クラッチアウターについているギアー(左側の黒いの)と本体の間にもガタがあります。
これはスーパーカブをばらしてもらったときも同じくガタがあって修正してもらったのですが、今回はこの凹みがあるから交換する予定です。
今日の作業はここまでです。
後は、このアウターが手に入ってから組み込みです。
ちなみにマニュアルによると、クラッチスプリングの自由長は34.2mm
使用限度が33.1mmとあります。
で、今回のものをノギスで測定すると35.5mmあります。
たぶん偽物なんでしょうね。
これぐらいなら許容範囲ですかね。
しかも、長いって事は強化スプリングになる?
まあ、バカなことを考えずにもし純正の部品が手に入るなら交換します。
なければしょうがないですが。 |
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