ステム テーパーローラー化+フォークオイルシール交換 2010.06.26

2010年06月26日
ステアリングステムのテーパーローラーベアリング化+フォーク、オイルシール交


既にばらしてしまっています。(笑)

以前、フロントフォークからオイル漏れを起こしたときに潤滑スプレーにて応急処置をしましたが、やはりオイルが漏れてきました。
先日まではにじむ程度だったのですが、今では下にポタポタ落ちてタイヤにオイルがついている状態になったので、重い腰を上げて修理することに。

前回の応急処置はこちら
フロントフォーク、オイル漏れ 2009.01.29
1年半も持ったんですね。(笑)

ちなみに今回もインナーチューブは交換しません。(笑)

2010年06月26日
これらは磨くことに


すみません。
またもや、場ばらしてからの写真撮影です。
久々の土曜日夜の整備。
明日は娘を遊びに連れて行く約束をしているから、できる部分までとっととやるために、バタバタでばらしています。(笑)

フロントフォークボトムは塗装が駄目になり、中途半端に磨いていました。

ステアリングステムのヘッドは以前ブレーキフィールドをこぼして塗装が一部はがれています。

これらを綺麗にするために全部研磨することにしました。
今回もベトナム人の友人に預け、どこかのお店で研磨してもらいます。

本当は鏡面仕上げにしたいのですが、そうするとその後の掃除が大変なので、マット仕上げをお願いしました。

組み付けは後日です。

2010年06月26日
ベアリングの取り外し


これも飛ばして最終的な写真ですね。

棒で少しずつ叩いて外します。

2010年06月26日
テーパーローラーベアリング


右側が古いベアリング。
写真には写っていませんが、細かい凸凹が出来ていますし、しかもこのベアリング、以前駄目になったものを研磨して再利用していたのです。

そんなに悪い状態ではなかったのですが、ずっと前にテーパーローラーベアリングを購入していたので、この機会に交換することに。


購入は(株)ナカイ商工さんから
http://nakaishoko.web.fc2.com/
です。

以前のCB125Tでの作業はこちら
ステムベアリングのテーパーローラー化 2007.11.15

以前、購入してからCBは交換済みだったんですが、あれからもう3年近く経っていたんですね。

2010年06月26日
打ち込み


古いものを外す時に写真とっていません。
ドライバーでこじって、外しました。

そして、新しいものを打ち込みです。
新しいベアリングの上に古いベアリング(カバー)をかぶせて傷防止。

ちょうど良い太さの鉄パイプがあったので、上から打ち込むと、簡単にはめ込めました。

2010年06月26日


とりあえず、こんな感じになります。

組む前に写真を撮ってみました。

2010年06月26日
本体側も打ち込み


赤矢印の部分です。

これで打ち込み終わっているんです。

こんなに出ていて良いんですかね。

ステアリングステムのヘッドは友人に渡してしまったので、確認のしようがありません。

2010年06月26日
ベアリングは取り付け完了


ベアリングは取り付け完了しました。
飛び出方が気になりますが、たぶん大丈夫なのでしょう。(笑)

元の写真を取っておけば比較が出来たのですが、今回はほとんど写真を撮らずに作業をしたので、後日フロントフォークを組みつけてからの確認となります。

今日の作業はここまで。

後は部品の研磨待ちですね。
今後の作業は、この下に記載しますが早くてもたぶん来週です。

後日の組付けで気がつきましたが、ベアリングの上にカバーつけるの忘れてました。
また、上のナットも上下逆さまでした。(笑)

トップブリッジ組み付け時に気がついて、組みなおしました。

2010年07月09日
研磨が終わりました


友人に頼んで、専門の店で磨いてもらいました。

磨いた上にクリアー塗装をしています。

なかなか綺麗に仕上がっています。

料金は30万ドン(約1,400円)

2010年06月09日
高さ調整


テーパーローラーベアリングのでっぱりが多いため、トップブリッジにワッシャーを入れて高さ調整をすることに。

ベアリングの上のでっぱりが13mmなのですが、こちらのくぼみが16mmあるのです。

とりあえず1mmを3枚であわせてみます。

まあ、ここはそんなに重要ではないでしょうし、GNは外からでも締め付けの調整が出来るので、まずはこれで確認です。

もしかして逆に締め込みが緩みやすくなる原因を作ってしまうかも知れませんが、まずは試しです。

2010年07月09日
オイルシール


フロントフォーク用のオイルシールです。

以前付いていたものが、内径32 外形44 厚さ11mmだったので、同等のものを探したのですが、今回は内径32 外形44 厚さ10.5mmと、若干厚さの違いが有りました。

どちらが純正のサイズかは知りませんが、まあ問題は無いでしょう。

問題はインナーチューブの傷です。(笑)

2010年07月09日
オイルシール打ち込み


オイルシールを入れて、手ごろなサイズの塩ビパイプを乗せて、上から金属(今回は大きな六角パイプを使用)すれば、ちょっと硬かったですが打ち込み出来ました。

塩ビパイプの外形が40mmとちょっと小さめだったので、オイルシールの上面にちょっと傷が付きましたが、シール面ではないからたぶん大丈夫でしょう。

フォークオイル(ATFオイルを使用しています)は180ml入れました。

先日のバイクミーティングの時にGNのマニュアルを持ってきた人がいたので見せてもらうと176mlとあったので、メスシリンダーに残る分も考えて180としました。

私が持っているヘインズのマニュアルにはGSのオイル量しか書いてなかったのです。

油面は図っていません。

ちなみに前回のオイル交換時に手順を書いたので、今回は省略

前回のは下記を見てください。
なお、前回はマニュアルもパーツリストも持っていない時だったので、勘違いしていたところがあり、赤字で追記しました。
フォークオイル交換 2007.04.14

2010年07月10日
フォークブーツ


今までYAMAHA TW125のフォークブーツを使用していましたが劣化で破れてしまいました。
(写真右)
これは新品で5,000円ぐらいするので、今回はベトナムで調達することに。

SYMのBONUSというバイクに似たようなフォークブーツが付いているので、これを流用することに。
でも、長さは短いです。
しかも、SYMの純正ではなく偽物部品です。(笑)
金額は2セットで6万ドン(約270円)
長さが足りないのでニコイチをして見ます。

ちなみに同じものを2セット(4個)買ったはずなのに長さが違います。

相変わらず販売店はいいかげんです。
確認しない私も悪いのですが。

ただ、今回短くても大丈夫です。

2010年07月10日
ニコイチ


フォークブーツの長い方を下にしてタイラップで山を作ります。

短い方の下部は要らないので、長さを調整して切り取り。

後はこのタイラップの山にうまく嵌め込みます。

2010年07月10日
遠目では判りません


こんな感じで、遠目では途中で繋いでいることは判りません。

これで十分です。

接着などはしていません。

ちなみに、ライトの下の配線が見えて嫌ですね。

実はカバーが割れているのです。

2010年07月10日
カバー再生


上の写真のようにカバーが割れており、また本来フォークを通してはめ込むのですが、上部も割れて、もうなくなっています。

買い替えるべきでしょうが、売っているところも分からないので、今回は割れている部分は瞬間接着剤と半田ごて接着することにしました。

上部のフォークを通す部分の残骸?は半田ごてで溶かして、取り除いてしまいました。

純正のままだと、このカバーの後に隠れる17mmのナットを締めるのが大変なのです。

今回の方式ならすべてを組みつけてから、このカバーの取り付けが出来ます。

ちなみに下の写真は、半田ごてで直した後アルミテープで傷を隠した後です。

ヤスリでならしてから貼るともっと綺麗にいくのでしょうが、明日も娘を遊びに連れて行く約束をしているから時間が無いのです。(笑)

2010年07月10日
メーターのシール貼り換え


私のメーターは一度分解しているせいもあって、黒い部分は塗装ではなくカッティングシートです。

貼り換えの詳細は下記を見てください。
メーターが・・・・・ 2007.06.09

これももう、3年も経っていたんですね。
シールは3年前に買ったものを使用したため硬化しており、以前のように伸びなかったので綺麗に貼れず下部に少ししわが寄りました。

そこはメッキカバーで隠れるから、そのままにしました。

2010年07月10日
完成です


とりあえず完成です。

なかなか綺麗になり、見た目は十分に満足です。

テスト走行はしていないですが、まあ大丈夫でしょう。

トップブリッジも綺麗になったので、プラスチックのキーカバーは付けない事にしました。

ただ、私のバイクはメットホルダーの鍵がメインキーと違うので、鍵が2つになっています。

このせいでもしかしてすぐに傷が付いてしまうかも。

ちょっと対策を考えます。

次にフォークオイルが漏れた時はさすがにインナーチューブも換えたほうが良いと思いますが、今回傷の出っ張りは綺麗に磨いて平らにしたので、まだ数年ぐらいは持つでしょう。(笑)



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