写真右のネジ、頭だけ切れて後は穴に残っています。
まあ、これは不可抗力で起こる事もあるでしょうし、私も何度もやっています。
問題はこの後です。
これはGNにつけているマスターシリンダーです。(純正じゃないですが。)
GNはエンジンをオーバーホールして基本的には調子がいいのですが、スタート時等なんとなくガタがあるような違和感があるので乗るのを控えているので、とりあえずは使わなくてもいいやと思いそのままなかのゴムふたも閉めて、上からふたをし片方のネジだけで止めておいておきました。
追記
後に、このガタはホイールのゴムダンパーであることが判明
すると・・・・・・・・・・・・・・・・・
|
|
|
|
はい、マスターシリンダーからブレーキフリュードが漏れていました。
気がつかなかったのでトップブリッジの塗装がはげました。
ブレーキフリュードは塗装を傷めるんです。
気をつけましょう。 |
|
|
|
とにかくそのままにするわけにも行かないので、まずは、センターポンチを使ってネジを緩める方向にたたいてみましたがびくともしません。
4mmのネジじゃそんな微妙なことは出来ません。
何度もやっているうちに上がぐちゃぐちゃになってきました。
そうなれば開き直ってネジ穴を切りなおすしかないと思いドリルを使ってみました。
ネジのタップきりは持っているので穴さえ開けば新しくねじ山が作れます。
折れたボルトが刺さった上から穴を開けてねじ山を切り直すと言う無謀な計画です。
考え付くとすぐにやってしまう性格です。
2ミリぐらいの刃でまずはした穴を開けようとしたら刃が折れてふたに傷がつきました。(写真)
細いのは1本しかなかったので、もうぶっつけ1発で穴を開けるしかありません。
3.2mmの刃で穴を開けました。
ふたをしたまま刃を当てれば穴はずれないだろうと思ったのですが・・・・・・・ |
|
|
|
穴は開いたけど、ふたを取ってみると見事にずれました。
しかも汚い。
もう少しずれたら本体が駄目になるところでした。
(今でも十分にやばい?)
まあ、そんなことは気にせずタップを立てるとちょっとゆるい感じ。
手でドリルを持てば絶対にぶれますからね。 |
|
|
|
でもふたをしてネジを締めると案外としっかり締まりました。
よく見るとちょっと傾いていますが。
とりあえず、成功です。
一応液漏れないようです。
ちなみに、今後のためにネジはステンレスに変更しました。
ホーチミン市のヤンシン市場というところにネジ専門店があってステンレスやそれ以外のものも案外おいてあるのでこのように錆びると困るところは極力ステンレスに換えていっています。
ウインカーカバーのネジも錆びて取れなくなることがあるのでついでに買っておきました。 |
|
|